‘北でソウルまで’脱北女性の人権侵害の実態
国家人権委員会が22日出した脱北女性の人権侵害実態調査結果を見れば北朝鮮女性たちが北朝鮮から脱北過程はもちろん韓国に定着する時まで体験しなければならない惨状と苦痛がどの程度なのかを間接的ではあるが見ることができる。
たとえ現場に対する直接調査でなく証言などを土台にした間接調査結果でも国家機関が脱北女性の脱北・定着過程の人権侵害実態を具体的で体系的な方法で調査して公開したことは初めてなので目を引く。
人権委は最近脱北して国内に定着した脱北女性26人を対象にした口述生涯史跡(私的)深層面接調査,昨年8月ハナ院女性教育生248人アンケート調査などを土台に脱北女性に強行される人権侵害事例を具体的に紹介した。
◇みじめな生活から抜け出そうとブローカーに運命任せて=北朝鮮女性は妊娠と出産過程から劣悪な環境に置かれたことが把握された。
北朝鮮で女性が妊娠と出産をすれば生計活動のために産前,産後の十分な休息はなされにくく国家の無償医療支援もやはり脆弱な状況だ。 薬品が不足して市場で薬を買って医者に賄賂を送って薬品を求めたりもする。
1990年代以後、生計が困難で堕胎がおおっぴらになされている。 未婚女性の願わない妊娠(婚前性関係,性暴行,性上納)から生計にともなう堕胎まで理由は多様で複合的だった。
1990年代以後経済難が深刻化して脱北した女性の人権侵害事例も報告書に収録された。
中国で脱北した女性は身分証を作れないまま公安の追撃で1ヶ所で永らく留まることも仕事をすることもできなくてしばしば移動したと調査された。
脱北女性たちは中国でたいてい現地人らが敬遠する難しいこと,看病人,保母,家政婦などの長時間労働をしながらも身分的弱点のために低賃金で仕事をして賃金をまともに受けることができないでいた。
北朝鮮内ブローカーは脱北女性を国境線の向い側に譲り渡して,中国にあるブローカーは脱北女性を漢族や朝鮮族の男性に、または売春業者に売り払った事例もあった。
◇”お手洗いもまともに行けないで”…第三国でも人権侵害=タイ,カンボジア,モンゴルなど第三国を通じて韓国に入ってきた脱北女性たちは現地での収容所,保護所,移民局の経験を最も大変で記憶したくないことに選んだ。
ブローカーらは第三国の国境線まで案内しても国境を越えることには全く関与しない。 このために情報もなくて話も通じない第三国で脱北女性たちはあらゆる苦難に会って移民局や収容所,国境守備隊に到着する。
収容所生活期間脱北女性たちは理由ない暴力に苦しめられたり排せつまでも干渉受けなければならなかった。
収容所では自分の空間を確保するために支援金を与えなくてはならず,席を買うまでお手洗いで過ごしたり席を買う時まで三日の間一歩だけの空間で過ごしたりしたという事例もあった。
脱北女性の中に30~40代は北朝鮮に幼い子供を置いてきた場合が多く罪悪感にしばしば苦しめられて北朝鮮に置いた家族と親戚らによって心痛く感じるものと把握された。
北朝鮮および第三国で想像しにくい人権侵害を経験して肉体的,精神的傷(trauma)を持った場合が大部分だが本人あるいは家族の失踪,死亡あるいは暴力,飢餓,人身売買などの体験は肉体的,精神的傷を残した。 脱北女性大部分は複数の病歴を持っていると調査された。
‘北朝鮮にある当時家族の中に飢えて死んだ人がいるのか’という質問に25.8%(64人)が’ある’で答え、’暮らす問題で家族と別れたことがあるか’という問いに44.8%(111人)が’ある’と答えた。
北朝鮮にある当時政治犯収容所・教化所・労働鍛練対などを直接経験したことがあるかとの問いに23.8%(58人)があると答えたしこの中15.3%(38人)が’顧問や苛酷な行為,性的侮辱があった”と答えた。
北朝鮮で願わない妊娠やその他理由で堕胎を経験したことがあるかとの問いには28.2%(70人)が’ある’で答えた。
北朝鮮を離れた理由では経済的理由が69.4%(188人)で最も多かったし,19.8%(49人)は国境を越える過程で国境守備隊や関連者にわいろや成績代価を要求されていたことがあるといった。